出会い系サイトで実際に女性と会う約束をし、いざ面会すると暴行に及んだり金品を強奪するなんていうような悪質な事件も存在します。
こうした問題があって、出会い系サイトを法律の力で整備しようとして、年々取り締まりが厳しくなっているようです。
取り締まりの一つに挙げられるのは、十八歳未満の登録を禁止するということ、書き込みを見つければ即削除をする、十八歳未満のユーザーは強制退会、と厳重に行われています。
しかし取り締まりの強化に対して「ほんとに取り締まれてるの?」という疑問の声が上がるなんてこともよく耳にします。
出会い系サイトの場合は、登録をする際には年齢を証明できるものを提示することが義務付けられているようですが、証明できるのは、顔写真による人となり、住所、生年月日を特定の書類に記入ないし塗りつぶすというような、自己申告であることがほとんどです。
ですから、嘘をつく気になれば、いくらでも嘘がまかり通ってしまうというところもあるのです。
そう考えると、十八歳未満が登録できないという法律があったとしても、なぜ十八歳未満が登録できない方が良いのかという部分への配慮があまり考えられていないことが露呈されてきます。
一番問題になるのは、十八歳未満の利用者というよりも、そうした若年層をターゲットにして悪行を働かせる存在ではないでしょうか。
そうした存在を撲滅するような配慮がない限り、出会い系サイトが本来的に安心して利用できる場所にはならないのではないかとさえ思います。
未成年であっても、異性との出会いに夢を抱くのはごく自然なことです。
それをいけないことのように取り締まるのは、少し問題がずれているような気がしてなりません。
自己責任の上で、利用することになるので、自己責任能力が無いとみなして除外する、と切り捨てることは簡単ですが、問題の種は別なところにあるのではないでしょうか。